ラ・メトリ


La Mettrie

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作成日 2002/6/1

「La Mettrie, Julien Offroyde 1709〜51 18世紀フランス唯物論の代表者のひとり。軍医であったが無神論思想のため迫害されオランダに亡命、さらにフリードリヒ二世に招かれてベルリンに余生をおくった。デカルトの物理学とロックの感覚論を唯物論的に発展させ、物質を、たんに延長のみならず感受力と自己運動の能動性をもつ実体とし、魂や観念や思考などは、物質の力学的作用にすぎず、なんら独立な非物質的存在ではないとした。 したがって物質と思考の差、動植物と人間の差は、ただ物質の同質的連続的な感受力の差にすぎないとみ、また運動の第一原因として神などを想定する必要もまったくないとした。かれの立場は典型的な機械的唯物論であり、必然的に宿命論となるほかはなかった。」

哲学辞典 森 宏一編集 青木書店 より




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